背中には、たくさんの骨があるため、それぞれに、たくさんの筋肉(きんにく)がついています。
ここでは、脊椎(せきつい)に関係した筋肉を主に示しました。
まずは、首のまわりのほねとほねをつなぎ止める主な靭帯(じんたい)をしめしました。
首と同じように、胸(むね)と腰(こし)の骨にも靭帯があります。
ほねとほねの間には、クッションに似たものがあります。
椎間板(ついかんばん)といいます。
私たちは、地球の重力にさからって、二本足で立って生活しています。
背骨の骨にかかる力は、相当なものです。この重力に負けないよう、ほねとほねのあいだに、クッションがあるのです。
また、背骨のまわりの筋肉またはお腹の筋肉の力で、背骨を支えています。
脊椎(せきつい)の奥の骨に付着(ふちゃく)する筋肉を示してあります。
背中からみて、右側の筋肉を示しました。

このアニメは脊椎を後ろかつ頭の上から見たものです。
脊椎の骨に筋肉がつく様子を背中から見るとき、この図も参考にしてください。
背中の皮膚(ひふ)に近い骨に付着(ふちゃく)する筋肉を示しています。
背中からみて、右側の筋肉を示しました。
上に示した筋肉をまとめてみました。たくさんの筋肉が背中にあることに驚きますね。