西都児湯医療センター看護部

職場の様子

【 外来・手術室 】

 外来は内科・整形外科・総合診療科・脳神経外科分野での定期通院を要する慢性疾患から、手術や入院治療を要する急性期疾患まで、幅広く対応しています。  また、外来看護師は、内視鏡室、夜間急病センター、365日24時間体制の救急外来も担当しています。救急は、医師やコメディカルスタッフと連携を取りながら対応し、西都・児湯管内で年間600件以上の救急車を受け入れています。 外来は病院の入口であり、病院の顔であることを意識し、看護実践能力だけでなく、感性や思いやりの心を大切に日々の看護を行なっています。  地域の皆様が安心して生活が送れるよう、外来看護師は患者さまの身近な存在でありたいと日々、研鑽しています。  外来看護師は手術室・中央材料室も兼務しています。手術室は主に整形外科分野での手術を行っており、骨折全般、アキレス腱断裂などの手術に対応しています。安全に、そして安心して手術を受けられるよう、病棟への術前訪問から術中・術後の看護を行っています。手術を受けた患者さまは、退院後の外来受診まで一貫して看ることが出来るため、看護師としてのやりがいを持つことができる部署となっています。  中央材料室では、手術室や外来・病棟で使用したハサミやピンセットなどの器械や呼吸器の器具などの洗浄・消毒・滅菌を行ない、これら器材での使用が感染の原因にならないよう、品質管理も徹底して行っています。

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【 2階病棟 】

2階病棟は主に整形外科疾患の病棟です。 整形外科病棟には、運動器(関節、骨、筋肉、腱、靭帯や神経)疾患や外傷の患者さまでが入院しています。 手術を必要とする骨折や、固定などの骨折部の安静が必要な患者さまが多く、大腿骨骨折などは、手術を行わないと日常生活が困難となるため、緊急手術を行うことも多くあります。 PNS(パートナーシップナーシング)で観察力・アセスメントを行い、手術室看護師とも連携を行うことで患者さまの身体の苦痛と不安な心の両方に寄り添った周手術期~回復期看護を行っています。 当病棟は、二次性骨折予防管理を行っています。周術期の看護はもちろん、退院後の生活が安全に長く続けられるよう、骨粗鬆症予防や骨折を繰り返さない生活指導を行い、運動機能の低下について患者さんやご家族と相談し理学療法士やソーシャルワーカーと協力して、一番良い退院支援方法を考えています。退院後は外来看護師や他施設と連携し、患者さまが安全に生活できるよう支援しています。


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【 3階病棟 】

3階病棟は主に内科疾患の病棟です。呼吸器疾患や循環器疾患などの急性期から緩和ケア・終末期まで幅広い患者さんのケアを行っています。社会の高齢化に伴い、病気が治っても自宅で安全に過ごすことができなくなった患者さまが増えてきています。「何を整えれば安全に、そして安心して過ごすことが出来るのか」、「看護の力でできることは何か」をカンファレンスで話し合い、患者さんやその家族の意向に沿った生活支援を行っています。看護だけで解決できないことは他職種と協同し、疾患とともに生活する患者さまの支えになることを目標としています。 急性期の患者を看ていくためには、適切に判断するための観察力、アセスメント力が重要です。必要な知識をカンファレンスの中で共有したり、時には勤務時間内に病棟勉強会を行うことで看護の力のスキルアップを行っています。 また、COVID-19感染症やインフルエンザ感染症などの感染症患者の看護もしており、安全な感染管理に向け、日々奮闘しています。


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