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★第50回 宮崎救急医学会にて下記症例発表を行いました。(平成29年8月5日)
○ 多量の心嚢液貯留で発祥し静脈血栓塞栓症を併発後に顕在化した肺結核の1例
発 表 者)床島 真紀 (とこじままさとし)
共同演者)川本 理一朗、楠元 規生、濵砂 亮一、長田 直人
症例は83歳、男性。20XX年Y-1月末から背部痛、呼吸困難がありY月3日近医受診し胸部画像検査に
★西 都児湯医療センターは、宮崎県下で数少ない硬性鏡による気管・気管支腫瘍の手術が可能な病院です。
対象期間 | 2015年4月から2016年7月までの16か月間 | |
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年齢・性別 | 59~89歳(平均72.2歳)、延べ11例(男性6例、女性5例) | |
原疾患 | 気管腫瘍(扁平上皮型乳頭腫) | 1例 |
気管腫瘍(腺様嚢胞癌) | 1例 | |
甲状腺癌術後再発による気道狭窄症 | 2例 | |
食道気管支瘻 | 1例 | |
肺癌による気道狭窄症 | 4例 | |
転移性肺腫瘍による気道狭窄症 | 2例 | |
合計 | 11例 | |
術式 (全身麻酔下硬性鏡を用いた) |
腫瘍切除術 | 4例 |
気道拡張術 | 2例 | |
気道ステント留置術(シリコン製) | 4例 | |
合計 | 10例 | |
術式 (軟性気管支鏡を用いた) |
気道ステント留置術(金属製) | 1例 |
合計 | 1例 |
硬性鏡下にスネアで切除後止血と残存腫瘍の焼灼を兼ねてアルゴンプラズマ凝固を行いました。手術時間は21分でした。
術後1か月で観察した粘膜はほぼ問題ありません。
手術一年後も再発はありません。
食道気管支瘻の患者で、軟性気管支鏡を用いて金属ステントを留置しました。その後紹介元に戻って食道ステントも留置され ていますが、気道ステント留置後から飲水、ゼリー摂取が可能でした。
右上葉肺癌のため主気管支まで閉塞しています。すでに右上葉は閉塞しているため、同部は捨てて右主気管支にIステントを 留置しました。胸部レントゲンは改善し呼吸困難も著明に改善しました
食道に引っかかった義歯を内視鏡的に除去しているところです。